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あやしい楽器 の音も、もう汽車のひびきや風の音にすりへらされてずうっとかすかになりました。
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 ページ位置:63% 作品を確認(青空文庫)
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不快な音(雑音・ノイズ)
遠くの音
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......ネルラもいっしょにうたいだしたのです。 そして青い橄欖 の森が、見えない天の川の向 こうにさめざめと光りながらだんだんうしろの方へ行ってしまい、そこから流 れて来るあやしい楽器 の音も、もう汽車のひびきや風の音にすりへらされてずうっとかすかになりました。 「あ、孔雀 がいるよ。あ、孔雀 がいるよ」 「あの森琴 の宿 でしょう。あたしきっとあの森の中にむかしの大きなオーケストラの人たちが集 まっていらっしゃると思うわ、まわ......
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ガリガリという、鮫がボートの船底を齧(かじ)るような音
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地面の底から聞こえてくるようないやな音
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曲りくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけ
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こもるともなき雨の音が、部屋の内にこもっている
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四月に 入ると花が咲くように京都の町々全体が咲き賑わった。
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