冷房の動かぬ冷たさで目が覚めて
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:98% 作品を確認(amazon)
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空調・エアコン
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前後の文章を含んだ引用
......子の姿を思いだしながら、手伝ってあげたらよかったな、と白っぽく霞んでゆく意識の切れ端がひらひらする中で、そんな映像と気持ちを追いながらまた眠ってしまっていた。 冷房の動かぬ冷たさで目が覚めて、肩がすごく冷えていた。温度をみたら二十一度になっていたので即座に切り、ぷうんと音をたてて運動が止まれば途端にぬるさがやってくる、まだ外は明るいままで子どもらの......
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空調は、 斑(まだら) に効いていて、改めて椅子に腰掛けると、足許に冷気を感じた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
エアコンが低い機械音を立てて動き始め、《…略…》ちょっと生臭い鰹節のようなにおいのざらついた冷気がすべり落ちてくる。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
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白い部屋の中が泡立つような扇風器の音
林芙美子 / 新版 放浪記
「強」にした暖房は、教室の木のにおいと人間のにおいをより強く薫らせる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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