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大きながまが横腹の辺に朽葉を貼りつけて眼の先にうずくまっている。
岡本かの子 / 東海道五十三次 ページ位置:42% 作品を確認(青空文庫)
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蛙(かえる)
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前後の文章を含んだ引用
......旅にしては主人はあまりに甘くない舞台を選んだものだと私は少しおびえながら主人のあとについて行った。  主人はときどき立停まって「これどきなさい」と洋傘で弾ねている。大きながまが横腹の辺に朽葉を貼りつけて眼の先にうずくまっている。私は脅えの中にも主人がこの旧峠道にかかってから別人のように快活になって顔も生々して来たのに気付かないわけには行かなかった。洋傘を振り腕を拡げて手に触れる熊笹を......
単語の意味
辺・畔(ほとり)
横腹(よこばら)
蟇(ひき・がま・かま)
辺・畔・・・1.すぐ近くの場所。近辺。そば。あたり。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
横腹・・・1.腹の横側。腹の側面。脇腹(わきばら)。横っ腹。
2.物の左右の側面。
・・・カエルの一種、ヒキガエルの別名。いぼのたくさんある大型のカエル。体は肥大し、手足は短い。背中は黄褐色または黒褐色、腹は灰白色で、黒色の雲状紋が多い。耳腺(じせん)から毒は、漢方に用いられることも。暗くなると、のっそりと活動を始める。冬眠をして冬を越す。
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(いぼ蛙の)口の尖った意地の悪そうな、あの河童のような顔
志賀 直哉 / 菜の花と小娘「志賀直哉小説選〈1〉」に収録 amazon
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