酒に酔う・酔っ払うの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(ラリる)おれは、頭の中いっぱいに石綿がびっしり詰まったような感じだ。考えることもできないし、状況把握もできない。 子供の頃、よく体を独楽のように回して、終わった後のふらふらの状態を面白がった。ラリるというのは、あの酩酊がずっと持続しているようなものだ。シンナーの酔いも、それによく似ている。アルコールでは、後におれはぶっ倒れて天井がくるくるまわっているのを何度も見たことがある。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
かなり酔っていた。歩けない、というほどではないけれど、世の中がきらきらして見える程度には変だった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
洪水の中に浮んで遠く流されてゆく死骸のように酔っている。
伊藤 整 / 灯をめぐる虫「伊藤整作品集〈第7巻〉火の鳥,灯をめぐる虫,たわむれに,生きる怖れ (1958年)」に収録 amazon
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今や微動だにしなくなったブヨ(人名)は交尾を前にして冬眠に入った動物のようであり、爆ぜる前の静かな活火山のようでもあった。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
若年のころに勝ち得た名誉は、年齢とともに大きくなる
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
思いきり立ち上がると、右目と左目の真ん中あたり、頭の芯がくらっとバランスを失った。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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