TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 泣く・涙を流す
蒲団を頬までずり上げると、静かに息を殺して泣き出していた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:57% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
泣く・涙を流す
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......、安心して裾にさしあって寝ているのだ。私はたまらなくなって、飛びおきるなり火鉢にドンドン新聞をまるめて焚 いた。 「どう? 少しは暖かい?」 「大丈夫よ……」 十子は蒲団を頬までずり上げると、静かに息を殺して泣き出していた。 午前一時。二人で戸外へ出て支那そばを食べた。朝から何もたべていなかった私は、その支那そばがみんな火になってしまうようなおいしい気持ちがした。炬燵がなくても、二......
単語の意味
頬(ほお・ほほ)
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
ここに意味を表示
泣く・涙を流すの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
人々はさせ子にお礼とおやすみを言って、それぞれの夜に散って行った。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
からだは激しい痙攣 に襲われたように痛ましく震えおののいていた。
有島武郎 / 或る女
葬儀は名士と学者が雲のように参列した
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
「泣く」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧
泣く の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ