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真夜中ぱっちりと突然目が覚めることがあった。 そういうときは、まるで電気をつけられたかと思うくらいぱっと目が覚める。
吉本 ばなな「アムリタ(上) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:92% 作品を確認(amazon)
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寝起き・目が覚める
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......す笑って、ひそひそ話して……やがてみんな眠る。僕もうとうとと眠る。いい夜の終わり、楽しい明日のために。 でも、時々、うんと小さいころから年に一回くらいの割合で、真夜中ぱっちりと突然目が覚めることがあった。 そういうときは、まるで電気をつけられたかと思うくらいぱっと目が覚める。いつもそうだった。そして、濃いイオウの匂いが感じられる。何事かと思う。誰かが屁でもしたのかな、と寝ぼけた頭で思う。でもそんななまやさしい匂いではないんだ。自分の......
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母は帯を結 うて蒲団の上に起きて
伊藤左千夫 / 野菊の墓
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泰子は麻酔にかかった患者みたいに口をなかば開いて、コウ、コウと荒い寝息を立てて眠っている。唇から一筋よだれが漏れて枕を濡らしていた。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
眠ることなんてできなかった。激しいざわめきの記憶が血管の中に残っていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
頭を枕に落すと同時に、まるで機械のように簡単に眠りに落ちる
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
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