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まんまえの空の真ん中あたりを長く、すうっと流れ星が流れた。細く光る、真珠のような白だった。そう、そしてそれはかなり長い線で、どんな願い事も言えてしまいそうだった。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:70% 作品を確認(amazon)
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......よぎる。そうするととたんにすごく痛くなる。理屈はなくてただ痛い。目の前が一瞬暗くなる。「あっ!」 弟が言って、あわてて私は顔を上げた。 すると弟が見ているほう、まんまえの空の真ん中あたりを長く、すうっと流れ星が流れた。細く光る、真珠のような白だった。そう、そしてそれはかなり長い線で、どんな願い事も言えてしまいそうだった。 何も願わなかったけれど。 行ってしまったあとの澄んだ夜空にはいくつもの星だけが静かにまたたいていた。「朔ちゃん、今の流れ星だよね。」 弟が言った。「UFOじゃ......
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林 芙美子 / 耳輪のついた馬「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
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