嗚咽するかのように呼吸を荒くする
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ため息・吐息
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単語の意味
嗚咽(おえつ)
嗚咽・・・声を詰まらせながら泣く事。むせび泣きのこと。
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腹の底から溜息が出た。私は何度も深呼吸をした。
林芙美子 / 新版 放浪記
ふう、とわざわざ声に出して肺の中身をすっかり出してしまうようなわざとらしいため息をついて
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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大きな息遣いが聞こえた。尾畑小枝子の漏らしたため息だった。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
言葉の通じない国に長くいて、今ようやく故郷に戻れたように、心底から安心する。穏やかな喜びが体に満ちてくる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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ひゅうう、と穴から漏れる空気のような息を繰り返した。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
自分の肩を叩いて、わざと大きな 欠伸 をしてみせた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
頭の中は煮えるように……額は氷のように……掌 は火のように感じつつ、喘 ぎに喘ぎかかる息を殺した。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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飛び出しそうに目をむいて
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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