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「チチババチバチバ」という可愛らしい雲雀の声
夢野久作 / あやかしの鼓 ページ位置:92% 作品を確認(青空文庫)
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鳥のさえずり(鳴き声)
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前後の文章を含んだ引用
......うしてすべてを考えた。  私は東京を出てから丸三年目にやっと本性ほんしょうに帰ったのであった。懐中を調べて見ると二円七十何銭しかない。私は畠の横の草原に寝て青い大空を仰いで「チチババチバチバ」という可愛らしい雲雀の声をいつまでもいつまでも見詰めていた。  東京に着くと私は着物を売り払って労働者風になって四谷の木賃宿に泊った。そうして夜のあけるのを待ちかねて電車で九段に向っ......
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雲雀・告天子(ひばり)
雲雀・告天子・・・ヒバリ科の小鳥。スズメほどの大きさで、背中は薄茶色の地に黒褐色の斑があり、腹部は白色。後趾の爪は非常に長い。畑地や川原などに巣を作り住む。まっすぐに空高く上がり、複雑で多彩な声な鳴き声をする。籠鳥(ろうちょう[=かごで飼われる鳥])として古くから飼育されている。
名前の由来は、晴れた日に空高く飛び鳴くから「日晴(ひはる)」の意味があるというのが有力。漢字の「雲雀」は、雲に届くほど天高く飛翔する雀に似た鳥であるから当てられたとされる。
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