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この痛みは食中毒とは違い、臓器そのものが異変を起しているような疼痛だった。胸のむかつきもそこから発しているようだった。
松本 清張 / 与えられた生「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 ページ位置:33% 作品を確認(amazon)
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胃痛・胃の不快感
疼く・疼痛・ずきずき
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前後の文章を含んだ引用
......第一、癌に自覚症状があるわけがなかった。 それで桑木は、何か悪いものを食べて中毒したのかと思い、昨夜から今朝までの食事を思い返してみたが心当りはなかった。それにこの痛みは食中毒とは違い、臓器そのものが異変を起しているような疼痛だった。胸のむかつきもそこから発しているようだった。「くだし薬を買ってきてくれ」 桑木は画室から出て茶の間をのぞいた。「顔色が悪いわ。大丈夫かしら」 孝子は近所の薬屋に走った。 彼は薬を飲んだが便通もなく、腹の痛......
単語の意味
疼痛(とうつう)
胸(むね)
疼痛・・・ズキズキとうずくような痛み。
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唐木田のひと言は、佃の胸に一滴の不安となって落ちた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
何かしら軽い、けれども深い胸の動悸を、心の奥底に感じさせられた
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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