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すごくいい夢だった。何だかわからないがとにかくありがたいものを見てしまった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:24% 作品を確認(amazon)
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夢を見る(睡眠中)
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......、ということなのかもしれません。」 私が言った。静かにメアリーはうなずいた。 目が覚めてしばらく、あの景色とあんまりにも広い空からやってきた光る雨が恋しかった。すごくいい夢だった。何だかわからないがとにかくありがたいものを見てしまった。 そう思う。       2 友達の結婚式だというのに、朝から大雨だった。 支度をするために仕方なく八時に起きた私は雨音に暗く閉ざされた朝の廊下を歩き、ねまきの......
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子供らしい変な夢
志賀 直哉 / 瑣事「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
よくいるかホテルの夢を見る。 夢の中で僕はそこに含まれている。つまり、ある種の継続的状況として僕はそこに含まれている。夢は明らかに継続性を提示している。夢の中ではいるかホテルの形は歪められている。とても細長いのだ。あまりに細長いので、それはホテルというよりは屋根のついた長い橋みたいにみえる。その橋は太古から宇宙の終局まで細長く延びている。そして僕はそこに含まれている。 《…略…》ホテルそのものが僕を含んでいる。僕はその鼓動や温もりをはっきり感じることができる。僕は、夢の中では、そのホテルの一部である。 そういう夢だ。 《…略…》(夢から覚めて)手脚をゆっくりと伸ばしてみる。そして自分がただの自分であり、何処にも含まれてなんかいないことを確かめる。僕は何処にも含まれていない。でも夢の中の感触を僕はまだ覚えている。そこでは僕が手を伸ばそうとすれば、それに呼応して僕を含んだ全体像が動く。水を利用した細かい仕掛けのからくりのように、ひとつひとつ注意深く、段階ごとにほんの微かな音を立てながら、それは順番に反応していく。僕が耳を澄ませば、それが進行していく方向を聞き取ることができる。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
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