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腹の底に重い石を抱え込んだような心持ち
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 ページ位置:15% 作品を確認(amazon)
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わだかまり(もやもやした嫌な気分)
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前後の文章を含んだ引用
......要を説明し始めた。 ときおり、資料から顔を上げるたびに、フラッシュが焚かれる。だが、テレビカメラは会見席に向けられたまま、釘付けになったように微動だにしない。 腹の底に重い石を抱え込んだような心持ちで、重藤はその様子を見つめていた。少なくとも、今日の地元紙夕刊の一面と、夕刻の各局のテレビニュース画面を、大写しになった榛の顔が飾ることだろう。それで世間は否応......
単語の意味
腹(はら)
腹・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
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(目の前にある)原付を 蹴り倒してしまいたいほどの 鬱屈 した塊が胸にあった。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
そのことは、ほんの小さなしこりではあったが、心に小さくひっかかったまま残った。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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不快な話が出るといつも現す二本の横皺を、深く額によせた。
宮本百合子 / 伸子
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視界が一瞬暗くなったのは、瞬きのせいではなかった。目の前が暗くなる、という表現どおり、暗澹たる気分になった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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