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小さい畠の彼方の栗の木には、だんだんと傾いて行く日足が、黄色い灯を点したようにしずかにさしている。
鈴木 三重吉 / 桑の実 作品を確認(amazon)
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夕日・西日
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単語の意味
日脚・日足(ひあし)
日脚・日足・・・1.雲の切れ目や物のすき間などから差し込む日光。この場合の「脚(足)」は、日が差し込むさまを見立てたもの。
2.太陽が東から西へ移っていく動き。大陽が空を通過する速度。日が出てから沈むまでの長さ。昼間の長さ。この場合の「脚(足)」はものごとの移動や変化の様子を意味する。
2.太陽が東から西へ移っていく動き。大陽が空を通過する速度。日が出てから沈むまでの長さ。昼間の長さ。この場合の「脚(足)」はものごとの移動や変化の様子を意味する。
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奇蹟のように美しい夕陽を眺めていた。世界中のすべてが赤く染まっていた。僕の手から皿からテーブルから、目につくもの何から何までが赤く染まっていた。まるで特殊な果汁を頭から浴びたような鮮やかな赤だった。
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
部屋の中は夕陽で 緋色 に染められていた。空気は動いていない。潮風は暮れて行く太陽の光だけを移動させていた。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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暑気に濁ったような暮れなずんだ空が、白さを残して広がる
連城三紀彦 / 一夜「日曜日と九つの短篇」に収録 amazon
外はまだ完全には暗みきれておらず、淡く滲んだ 朽葉色の照明が、狭い路地を抜けて、これから食事に向かう人々の明るい表情に反射している。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
北の空はまだ晴れ間があるけれども南は既に夕暮の雲が重なりはじめている。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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