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正覚坊しょうがくぼうの卵みたいな、三寸玉から五寸玉ぐらいまでの花火の外殻から
吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:43% 作品を確認(青空文庫)
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打ち上げ花火
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前後の文章を含んだ引用
......嫌なら、帰ってくんな」 「まー」  と、睨んだが、坐り場所もないので、お芳は立っていた。  仕事にかかると夢中になる七之助は、彼女を振り向いても見なかった。そばには、正覚坊しょうがくぼうの卵みたいな、三寸玉から五寸玉ぐらいまでの花火の外殻からが、まだ雁皮貼がんぴばりの生乾なまびになって幾つも蔭干しになっているし、にかわを溶いた摺鉢すりばちだの、得体えたいの知れない液体を入れた壺だの、藁灰わらばいを入れた桶だの、そのほかはかりとか、刃物とか、......
単語の意味
正覚坊(しょうがくぼう)
正覚坊・・・1.アオウミガメの別名。
2.大酒飲みのこと。
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空は夕焼け、真紅の雲が放射線をなして天頂まで、延びて来た。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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