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二人はなぜか淋しく手を握りあって歩いたのです。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:55% 作品を確認(青空文庫)
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手を繋ぐ・腕を絡ませる
付き添う・一緒に行動する
寂しさによる体の反応、リアクション
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前後の文章を含んだ引用
......ている木箱には さつまあげ、鮭 のごまふり、鯛の飴干 し 二人は同じような笑いを感受しあって 日本橋に立ちました。 日本橋! 日本橋! 日本橋はよいところ 白い鴎が飛んでいた。 二人はなぜか淋しく手を握りあって歩いたのです。 ガラスのように固い空気なんて突き破って行こう 二人はどん底の唄をうたいながら 気ぜわしい街ではじけるように笑いあいました。 私はなつかしい木箱の匂いを胸に抱いて、国......
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手を繋ぐ・腕を絡ませるの表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
愛子は、大地の左手を、強く強く握り返した。握り返してしまった。 ただのてのひらが、お互いの体をつなぐ、たったひとつの結び目に変わる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
私は手すりにかかっている彼の手を取った。彼は強く私の手を握り返した。知っている、乾いた暖かさだった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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付き添う・一緒に行動するの表現・描写・類語(距離のカテゴリ)の一覧 ランダム5
若い男が手錠で巡査に猿のように引っ張られて行く
安岡 章太郎 / 質屋の女房 amazon
(画家の息子に街を案内される)かの女はむす子に案内されて画商街へモダンの画を見に通った幾日かを思い起した。それらは、むす子が素性のいい恋人と逢うのに立ち会うように楽しかった。
岡本かの子 / 母子叙情
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寂しさによる体の反応、リアクションの表現・描写(寂しい・喪失感のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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「距離」カテゴリからランダム5
ガラス張りのリゾート特急が、一両だけのキハ12形気動車を、ゆっくりと眺め過ごすように追い抜いて行く。
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
絞って行くように、私の目から遠くに去ってしまう。
林芙美子 / 新版 放浪記
早子は若く速い魳(かます)のように追って来た。
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
たたたと寄ってくる。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「人の印象」カテゴリからランダム5
おもちゃのような一家を構えた
岩野 泡鳴 / 耽溺 amazon
「寂しい・喪失感」カテゴリからランダム5
闇の中に眼をじっとあけながら、孤独の深さを 嚙 みしめている
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
淋しい空 になった心持ち
夢野久作 / あやかしの鼓
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