TOP > 感覚表現 > 音の響き > 室内(空間)が静か


カテゴリ検索 単語の意味
朝の誰もいない広々とした食堂の中は恐ろしく深閑としていて
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:19% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
室内(空間)が静か
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......学生連と、少い女給の事を思うと、やっぱり弱気の二人は我慢しなければならなかったのだ。金が這入はいらなくて道楽にこんな仕事も出来ない私達は、逃げるより外に方法もない。朝の誰もいない広々とした食堂の中は恐ろしく深閑としていて、食堂のセメントの池には、赤い金魚が泳いでいる。部屋には灰色に汚れた空気がよどんでいた。路地口の窓を開けて、俊ちゃんは男のようにピョイと地面へ飛び降りると、湯殿......
単語の意味
森閑・深閑(しんかん)
森閑・深閑・・・物音が何一つもなく、静まり返ってるさま。「森」は「静まりかえるさま」をあらわす字。「閑」は訓読みで「しず(か)」「のど(か)」とも読める。
ここに意味を表示
室内(空間)が静かの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
テレビの音声がはっきり聞き取れるほど静か
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分