TOP > 風景表現 > 家・建物 > 暗い、不気味な雰囲気の家・建物
人気のない研究所の建物などというものは、臭いだとか、足音だとか、そんな木霊のたぐいだけが住んでいる、亡霊の館のようなものである。
安部 公房 / 他人の顔 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
暗い、不気味な雰囲気の家・建物
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
木霊・谺(こだま)
木霊・谺・・・1.木に宿る霊。木の精霊。
2.(1が応えるものと考えられて)音や声が山や谷などの側面ぶつかって跳ね返ってきて聞こえる現象。山彦(やまびこ)。
2.(1が応えるものと考えられて)音や声が山や谷などの側面ぶつかって跳ね返ってきて聞こえる現象。山彦(やまびこ)。
ここに意味を表示
暗い、不気味な雰囲気の家・建物の表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(ナポレオン記念館)ナポレオンの館は 暗澹 たる闇に包まれ、四階の片隅にのみひっそりとあかりがともり続けていた。遠い歴史の灯のように。
阿刀田 高 / ナポレオン狂「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
おばけ屋敷のようだ。
林芙美子 / 新版 放浪記
このカテゴリを全部見る
「家・建物」カテゴリからランダム5
つただらけの壁。鉄の黒くて重い門、門灯は切れっ放しで、割れたガラスの破片をじゃりじゃり踏み越えて、枯葉に埋もれた石段を登ると、玄関へたどり着く。手入れをしていない庭はジャングルと化し、猫がたくさん住んでいた。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
家・建物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ