TOP > 暮らしの表現 > 道具・家具 > 美術品 ・ 芸術作品
(陶器)色鍋島の絢爛 艶美 な彫琢 と若々しい光彩の漲 った名品
吉川英治 / 増長天王 ページ位置:28% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
美術品 ・ 芸術作品
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......下の陶器師を睥睨 している。 それでいて、城主を初め、役人や山の者までが、彼の前には、膝を屈 しなければならなかった。たしかに、久米一は名陶工であったには相違ない。色鍋島の絢爛 艶美 な彫琢 と若々しい光彩の漲 った名品が、この老いほうけた久米一の指から生れて、他の若い細工人 の手からは作り得なかった。 京の仁清 、色絵 の柿右衛門 、みな一派の特長がある。この山からだす色鍋島は、こう......
単語の意味
絢爛(けんらん)
光彩(こうさい)
絢(あや)
絢爛・・・見た目が華やかで美しいこと。「絢」は「色糸をめぐらした模様」また、「きらびやかで美しい」こと。「爛」は「鮮やか」「まっさかり」な状態をあらわす字。「豪華絢爛」
光彩・・・1.キラキラと輝く光。あざやかな美しい光。美しい輝き。
2.すぐれていて、よく目立つこと。
2.すぐれていて、よく目立つこと。
絢・・・織物で、色糸をめぐらした模様。また、模様や色合いの美しいこと。
ここに意味を表示
美術品 ・ 芸術作品の表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
「わけのわからない絵でさ。抽象画って言うのか? 木が木に見えないんだからな。馬は馬じゃない。いいのかよ、それで」
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
絵の中では、少年がヴァイオリンを膝に抱いてじっと見つめている。無味乾燥の、つまらない絵だ。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
裸体像で、周囲が白紙になっているために空間に浮いているように見える。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
解剖学の教科書から写生したような精密な浮き彫り
小川 洋子 / 余白の愛 amazon
このカテゴリを全部見る
「道具・家具」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
道具・家具 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ