落ち続ける桜の葉が地面に落ちきる音さえ聞こえるような、晩秋の夜の静寂
連城三紀彦 / 形見わけ「棚の隅」に収録 作品を確認(amazon)
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秋
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単語の意味
秋の夜(あきのよ)
晩秋(ばんしゅう)
静寂(せいじゃく)
秋の夜・・・秋の季節の夜。とくに、秋の夜の長いことをいう。
晩秋・・・秋の終わりごろ。秋の末。暮秋。陰暦9月の異名。
静寂・・・物音一つなく静まり返っていること。ひっそりとして寂しさのあること。また。そのさま。「寂」は訓読みで「しず(か)」とも読める。
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肌にまつわるような風の冷たさに深まり行く秋を感じる
石川達三 / 花のない季節 amazon
ベランダに出て夜の空気を吸い、その空気の中に、かすかに 金木犀 の甘い香りが混ざっているのを感じて
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
秋の日足の短さ
伊藤左千夫 / 野菊の墓
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かすかな秋の先駆
梶井基次郎 / 城のある町にて
九月の雨が、木の葉を黄ばませるより先に腐らせるかと思うほど降り続く
堀辰雄 / 風立ちぬ amazon
乾いた落ち葉の音を足許にまといつかせる
黒井 千次 / 春の道標 amazon
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