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見るからに苦っぽい亭主が愛想ひとついわぬばかりか、客に噛みつきそうな面がまえで鳥を焼く。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:27% 作品を確認(amazon)
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愛想がない
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前後の文章を含んだ引用
......丁の近くの路上で屋台を出していたものだが、夕方、よほど早くに飛びこまぬと、つぎからつぎへつめかける客で、ここのすばらしい焼鳥を食べることができなかったものだ。 見るからに苦っぽい亭主が愛想ひとついわぬばかりか、客に噛みつきそうな面がまえで鳥を焼く。そのそばで、これもまた不愛想きわまりないおかみさんが、黙念と鳥へ串を打ち、酒の仕度をする。 それでいて、客足は絶えなかった。 それほどに、ここの焼鳥はうまかった......
単語の意味
苦る(にがる)
噛み付く(かみつく)
亭主(ていしゅ)
苦る・・・苦々しく思う。非常に不愉快に思う。
噛み付く・・・1.歯を立てて食らいつく。
2.噛みつくように、激しい言葉と態度で相手に向かっていく。
亭主・・・家のあるじ。旅館や茶屋のあるじ。
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