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その匂いをすいこんでいると自分が空気中に口をだしてぱくぱくやっている金魚のような気がした。
野間 宏 / 真空地帯 作品を確認(amazon)
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嗅ぐ・におってみるの表現・描写・類語(におい・香りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
鼻をすん/\させて
岡本かの子 / 巴里祭
私は厭なコロロホルムの匂いを押し花のように鼻におし当てていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
犬のように男の匂いを嗅ぎ分ける
石川 達三 / 独りきりの世界 amazon
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「におい・香り」カテゴリからランダム5
鼻を 這い上ってくる
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
(お茶屋からの香り)そのときの気分しだいで、立ち停まって改めて吸い込んでみたくなるような芳香であったり、我知らず足を速めて立ち去ろうとさせる寂しい匂いの塊りであったりしたが、いまの邦彦にはどちらでもない、霧散も発揮も沈黙もせず、ただひたすらその一線にゆらめているぶ厚い匂いの扉に思えるのだ。
宮本輝 / 道頓堀川 amazon
「呼吸」カテゴリからランダム5
大きく呼吸をした。あたりの空気を思い切り吸い込み、思い切り吐き出した。鯨が水面に浮上し、巨大な肺の空気をそっくり入れ換えるときのように。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
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