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傍で寝ている酒気を帯びた父の鼾 が喉 にからまって苦しそうだ。
岡本かの子 / 渾沌未分 ページ位置:80% 作品を確認(青空文庫)
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イビキ・寝息
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前後の文章を含んだ引用
......急に重くなって来た気圧で、息苦しく、むし暑く、寝返りばかりうっていたせいでもあるが、とてもじっとしていられない悲しい精力が眠気を内部からしきりに小突き覚ました。傍で寝ている酒気を帯びた父の鼾 が喉 にからまって苦しそうだ。父は中年で一たん治まった喘息 が、またこの頃きざして来た。昨今 の気候の変調が今夜は特別苦しそうだ。明日の遠泳会にも出られそうでない……。だが小初にはそんなことはど......
単語の意味
鼾(いびき)
鼾・・・寝ているときに呼吸とともに鼻や口から出る、うるさい音。
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眠くって頭の芯 がズキズキする
林芙美子 / 新版 放浪記
生まれてこのかた一度も傷ついたことのない十三か十四の女の子みたいな顔
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
(夢を見ていて)そこで目が覚めた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
魚屋の魚のように淋しい寝ざめなり。
林芙美子 / 新版 放浪記
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