色を楽しみ、香を食い、あっさりした淡味を深く味わう、という日本料理の特徴をいかすには、三拍子揃った海藻が非常に適している

蛤のしん薯の白に人参の朱と木の実の緑が添えられて、目を楽しませる。料理もデザインが大事、このキメ細やかさは洋食にはない。

四季の季節感と新鮮な素材の持ち味を生かした淡白な味、包丁さばきといわれる繊細なワザ、形や色彩の美しさを重んじる盛り付け、器の多様性と芸術性が特徴で、目で楽しむ料理といわれている

自然の持つ風味と季節感を大切にする日本料理

色を楽しみ、香を食い、あっさりした淡味を深く味わう、という日本料理の特徴をいかすには、三拍子揃った海藻が非常に適している

艶やかに映える

もんじゃ焼きというのはもともと子供のおやつで、具はせいぜいキャベツと干した海老ぐらいだが、ここの「お好みもんじゃ」は具をたくさん入れている。子供のおやつを大人でも食べられるものにグレードアップしたものだが、あなどれない。

鯛の酒蒸しの微妙な塩加減が素晴らしい

ビールに串カツとなると、間然するところがない。 　汗をかいた大ジョッキの傍らに、刻みキャベツ、カラシを従えた串カツの皿、というのは絵にさえなる。

精進の極意は季節を食うところになる