TOP > 暮らしの表現 > 道具・家具 > 寝室・布団・ベッド
TOP > 風景表現 > 室内のようす > ゴミ屋敷・室内が汚い
しらみだらけの布団
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 ページ位置:80% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
寝室・布団・ベッド
ゴミ屋敷・室内が汚い
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......っています。わたしはこの家を離れたくありません。お体、お大事に。かしこ」 と、書いてあった。 この葉書も、いまも大事に持っている。 芋や大根の入った飯を炊いて、しらみだらけの布団を干して、そうしてわたしの日々は続いた。田舎の新聞にも「戦争は山形で勝て──山形をラバウル化せよ!」という社説みたいなものが載って、住職はしきりに感心して寺に貼......
ここに意味を表示
寝室・布団・ベッドの表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(ベッドの)カバーは、おそらく朝、彼が起きた時のままの形で半分めくれ上がっていた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
六月の末でもあるから筵(むしろ)のような蒲団(ふとん)もさほど苦にもならず
平出 修 / 逆徒 amazon
このカテゴリを全部見る
ゴミ屋敷・室内が汚いの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ビールの缶やらインスタント食品の空箱やらあたりかまわずつっこんだ煙草の吸殻やら、そんなものが部屋じゅうにまるで吹きだまりか何かみたいにちらばっていて
村上 春樹 / 回転木馬のデッド・ヒート amazon
この惨状は異様だ。正気のタガがはずれてしまったとしか思えない。誰かが大慌てで逃げ去った後のように荒涼としている。 夏物も冬物も下着類もソックスも、少ない手持ちの衣料のおおかたが、畳やベッドや机の上に撒き散らされていて足の踏み場もない。そのどれもが脂じみ、薄汚れている。 椅子の足元に、灰皿がひっくりかえって大量の吸殻が散乱している。ところかまわず転がっているビールの空き缶の幾つかにも、捻じくれた吸殻がぎっしり詰め込まれている。山積みの屑入れのまわりに、さらに山になって菓子パンの袋や丸めたティッシュペーパー、真っ黒になったバナナの皮などが折り重なっている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
今朝の新聞がテントみたいなかたちになって落ちている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「道具・家具」カテゴリからランダム5
ダンスのレッスンをうけている少女のように、かわいいサテンのリボンを結んだ小さな壜(びん)
レイモンド チャンドラー / 湖中の女 amazon
「室内のようす」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
道具・家具 の表現の一覧
室内のようす の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ