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椅子・ソファ ・ ベンチの表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
すっと触った指がありもしないささくれを想像して鳥肌を立てるほどになめらかで黒ずんだ艶を帯びた木製の肘掛け椅子
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
十人ほどが座れそうなラウンドソファ
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
もたれのない抉 り抜 きの事務椅子
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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(履き潰された)靴は、利用されるだけ利用されて今は死に瀕した哀れな使役動物を連想させた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
わたしは華奢なハイヒールが好き。だってそれはわたしの足首から足の甲の形をとてもきれいに見せるからで、まるで足のもともとからの一部みたいにしてわたしはこの素敵な形をした履き物を扱うことができる。
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
(余り物の)椅子は、背もたれや脚の部分は黒い塗装がところどころ剥げ落ち、木の部分が見えてしまっていて、オレンジ色のクッション部分は虫に喰われており、他のみんなが使っているパイプ椅子に比べたら、椅子としては失格なほどアンティークだった。ちょっと動いただけで、椅子の四本の脚はポテトチップスを噛み砕いている時のような、ぱりぱりした音を出してきしむ。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
鼠(人名)の小説には優れた点が二つある。まずセックス・シーンの無いことと、それから一人も人が死なないことだ。放って置いても人は死ぬし、女と寝る。そういうものだ。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
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