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強風にした暖房の音と、組み替える足の 衣擦れや小さな溜息、歯の隙間で鳴る唾液の響きなど、彼自身の体の発する音だけだった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 ページ位置:8% 作品を確認(amazon)
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静けさ・静寂 生活音
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前後の文章を含んだ引用
......を背に、音もなく一定のテンポで続く雪の落下が、やがて蒔野の時間感覚を乗っ取っていった。 こんな日でも、遠くから微かに建設現場の作業音が聞こえていた。それ以外は、強風にした暖房の音と、組み替える足の衣擦れや小さな溜息、歯の隙間で鳴る唾液の響きなど、彼自身の体の発する音だけだった。普段から静かな界隈だが、今日はまた特別だった。 静寂。──蒔野はそれを、改めて、なんと心地良いものだろうかと感じた。「音楽は、静寂の美に対し、それへの対決から生......
単語の意味
体(からだ)
足・脚・肢(あし)
溜め息・溜息・ため息(ためいき)
・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
溜め息・溜息・ため息・・・気苦労や失望、また、感動したときや緊張がとけたときに、思わず出る大きな息。大息(おおいき・たいそく)。長息(ちょうそく)。
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檀一雄 / 花筐
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