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火の気のない火鉢にしょんぼり手をかざしていた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:54% 作品を確認(青空文庫)
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火鉢
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......道の上を、支那蕎麦屋の燈火が通っているきりで、二人共沈黙って白い肩掛を胸にあわせた。  酒屋の二階に上って行くと、たいさんはいなくて、見知らない紺がすりの青年が、火の気のない火鉢にしょんぼり手をかざしていた。何をする人なのかしら……私は妙に白々としたおもいだった。寒い晩である。歯がふるえて仕方がない。 「たい子さんと云うひとが帰らなければ私達は寝られないの?」  時ちゃ......
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火鉢にかじりついていた。
林芙美子 / 新版 放浪記関連カテ寒い・冷気・凍える火鉢
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