心の傷・トラウマの表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
それはずーっといつまでも人間の心に染みついて残ります。
岡本かの子 / 河明り
このカテゴリを全部見る
「記憶」カテゴリからランダム5
(言いたいことを忘れる)自分がどんな文脈で話をしようとしていたかを、一瞬見失ってしまうのだ。強い風が突然吹いて、演奏中の譜面を吹き飛ばしてしまうみたいに。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
げじげじ眉で、唇の厚いその顔は、私は何故 か見覚えがあるようであったが、考え出せなかった。
林芙美子 / 新版 放浪記
(消え入りそうな記憶)もう随分と崩れやすくなってしまっている彼女の記憶
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
(タマリスクという花の名が思い出せない)あれはなんという名だったか。砂嵐に 烟って一面に咲き乱れるという紅紫色の花。どうしても思い出せない。タマ……タマス……タクマ……タリスマ……タクラマ……。口のなかでどう唱えても最後にはタクラマカンという語になってしまう。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
記憶 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ