どろりとしたそばづゆに、唐辛子を浮かしてすする。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:96% 作品を確認(青空文庫)
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そば
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......ード襟 のかかった雨ゴートを着て来る。仲々意気な雨ゴートなり。今日は弁当なし。昼は雨の中を、六本木まで出て、そば屋でそばを食べて、ふんだんにそばづゆを貰って飲む。どろりとしたそばづゆに、唐辛子を浮かしてすする。 六本木の古本屋で、大杉栄の獄中記と、正木不如丘 編輯 の四谷文学という古雑誌と、藤村の浅草だよりという感想集三冊を八十銭で求める。獄中記はもうぼろぼろなり。 富田......
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