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雨は上がっていた。晴れ間さえ覗き、東の空には涼しげな虹が架かっている。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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虹
雨上がり・晴れ間がのぞく
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......が元気であっても公園遊びは無理な空模様だった。 四時を過ぎ、尋恵は雪見たちを残して、一人で買い物に出かけた。たまにはすき焼きでもと牛肉を買ってスーパーを出ると、雨は上がっていた。晴れ間さえ覗き、東の空には涼しげな虹が架かっている。 家に帰って雪見を呼んだ。「雪見さん、虹だよ。まどかに見せてあげて」 雪見はリビングでうつらうつらしていた。尋恵の声に顔を上げる。「ああ、今見たとこ」「まどかは......
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時計が三時を打つころには殆んどの雪が溶けた。地面はしっとりと湿り、夕方近くの太陽が草原をやわらかな光で包みこんでいた。まるで解き放たれたように鳥が鳴き始めた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
雨あがりの夕暮れは格別に気持ちがよい
志賀 直哉 / 焚火 (1953年) amazon
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晴れた天気の光の反射が、液体のように、みずみずしい閑寂の空気を室内に湛えている。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
優しい春の日ざしが、爽やかな葉の透き間から、煙のように匂いのように流れ込む
佐藤 春夫 / 佐藤春夫 amazon
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