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林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:31% 作品を確認(青空文庫)
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熟睡・ぐっすり眠る
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前後の文章を含んだ引用
......ばいいのよ。」 雪の音かしら、窓に何かササササと当っている音がしている。 「シクラメンって厭な匂いだ。」 時ちゃんは、枕元の紅いシクラメンの鉢をそっと押しやると、簪 も櫛 も枕元へ抜いて、「さあ寝んねしましょう。」と云った。暗い部屋の中では、花の匂いだけが強く私達をなやませた。 (二月×日)
積る淡雪積ると見れば 消えてあとなき儚 なさよ 柳なよかに揺れぬれど 春は心のかわたれに……。
時ちゃんの唄声でふっと目を覚ますと、枕元に白い素足がならんで......単語の意味
簪(かんざし)
簪・・・女性が髪を結うときに使う道具。髪に挿す女性の装飾品。「髪挿し」がなまった言葉。
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熟睡・ぐっすり眠るの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
重苦しい泥濘のような眠り
椎名 麟三 / 永遠なる序章 amazon
粘液の中に軀(からだ)を浸しているような眠り
吉行 淳之介 / 砂の上の植物群 amazon
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「安心する」カテゴリからランダム5
自分の気持がかなりまとまっていたのを知り、それ以上まとまってゆくのを感じた。
梶井基次郎 / 泥濘
少しずつちぎって捨てるような苦しい溜息をついた。
林 芙美子 / 下町「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
僕のシャツの袖は彼女の寝息であたたかく湿っていて、それが妙にくすぐったく感じられた
村上春樹 / 回転木馬のデッドヒート(今は亡き王女のために) amazon
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