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すすきの原におおわれた小山の背面からは、一斉に枯木の林が動揺どよめきながら二人の方へ進んで来た。それは牡鹿おじかの群だった。
横光利一 / 日輪 ページ位置:40% 作品を確認(青空文庫)
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群がる・詰め寄る
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......げよ。」  訶和郎は飛び起ると足で焚火たきびを踏み消した。再び兵士たちの鯨波ときの声が張り上った。二人は馬に飛び乗ると、立木に突きあたりつつ小山の頂上へ馳け登った。すると、すすきの原におおわれた小山の背面からは、一斉に枯木の林が動揺どよめきながら二人の方へ進んで来た。それは牡鹿おじかの群だった。馬は散乱する鹿の中を突き破って馳け下った。と、原のすそから白茅ちがやを踏んで一団の兵士が現れた。彼らは一列に並んだまま、裾から二人の方へ締め上げる袋のひものように進んで来......
単語の意味
背面(はいめん)
山の背(やまのせ)
背面・・・背中の面(めん)。後ろの方。後ろの側。
山の背・・・山頂から山頂、もしくは山麓から山頂にかけて、馬の背のように帯状に連なっている一番高い部分。尾根。
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