まな板の上でトントンときしめんぐらいの幅に切ったのを、氷のぶっかきを浮かべた冷たい水に入れて持ってくる。それを濃い蜜の液の中に放り込んで食べるのだが、夏の菓子としてこんなに涼しいものは他にあるまい。
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くずきり
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単語の意味
打っ欠き(ぶっかき)
打っ欠き・・・氷を砕いて小さくしたもの。かちわり。
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こんな涼しげな菓子は、一千年の舌を持つ京都からでなければ生まれないだろう。
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