TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 夜明け
TOP > 風景表現 > 鳥類 > 鳥のさえずり(鳴き声)
遠くで青空 をつげる鶏の声がしている。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:17% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
夜明け
鳥のさえずり(鳴き声)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......くならなくちゃア厭!」 私は男の腕に狼 のような歯形を当てた。涙に胸がむせた。負けてなるものか。雨の夜がしらみかけた頃、男は汚れたままの顔をゆるめて眠っている。 遠くで青空 をつげる鶏の声がしている。朗かな夏の朝なり。昨夜の汚ない男の情熱なんかケロリとしたように、風が絹のように音をたてて流れてくる。この男があの人だったら……コッケイな男の顔を自動車に振り捨て......
単語の意味
青空(あおぞら)
鶏・鷄・雞(にわとり・かけ・くたかけ)
青空・・・1.青く晴れた空。雲のない青い空。青く澄んで見える空。碧空。蒼天。
2.他の語に付いて「戸外で行う」「屋外」「露天」の意味を表す。
2.他の語に付いて「戸外で行う」「屋外」「露天」の意味を表す。
鶏・鷄・雞・・・キジ科の家禽。卵や肉を食用にするために飼う鳥。ペットとして飼うこともある。名前の由来は庭にいる鳥で「庭鳥」から。鶏冠(とさか)があり雄(おす)のそれは大きい。ほとんど飛べない。雄は夜明けを告げて魔を払うと信じられていた。「かけ」「くたかけ」は古名。
ここに意味を表示
夜明けの表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
朝が来ると、闇の魔法は解けて、私たちは黒い世界から白い世界へと引きずり戻されている。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
鳥のさえずり(鳴き声)の表現・描写・類語(鳥類のカテゴリ)の一覧 ランダム5
鳥がツンツン鳴きました。
宮沢賢治 / ひかりの素足
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
あけがた近くの青ぐろいうすあかり
宮沢賢治 / 風の又三郎
夕映えが、禍々しいほどの赤い色で空と雲を焦がす
飯田栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
「鳥類」カテゴリからランダム5
(ひよこ)柔らかい綿のようなものが手に触り
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
夜鷹 が 堅い木を打ち合すような 烈しい 響きをたてて鳴き始めた。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
雉(きじ)が鋭い鳴き声を残して、矢のように麓へ消える
石川 達三 / 花のない季節 amazon
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧
鳥類 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ