インバネスを着て、ぞろりとした恰好
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:56% 作品を確認(青空文庫)
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コート
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前後の文章を含んだ引用
......夫婦者のところへまねかれて遊びに行く。「貴女達は呑気ですね。」たいさんも私もニヤニヤ笑っている。お茶をよばれながら、三十分も話をしていると庄野さんがやって来た。インバネスを着て、ぞろりとした恰好だ。この人は酔っぱらっているんじゃないかと思う程クニャクニャした躯 つきをしていた。でも人の良さそうな坊ちゃんである。こんな人に詩集を出して貰ったって仕様がない。......
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コートの表現・描写・類語(服装・身なりのカテゴリ)の一覧 ランダム5
女たちはたいてい、裾が地面とすれすれの、うしろが長く割れたコートを着てゐて、それは足の動きにつれて蝙蝠の翼のやうにひるがえる。
丸谷 才一 / 初旅「横しぐれ (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
衣紋竹(えもんだけ)を背負ってるように肩の張ったスプリングコート
獅子 文六 / てんやわんや amazon
贅沢なものらしい黒茶色の毛皮の外套
夢野久作 / ドグラ・マグラ
インバネスを着て、ぞろりとした恰好
林芙美子 / 新版 放浪記
シナ襟の黒いコートを着けていたから、こうもりのように見え
島尾 敏雄 / 死の棘 amazon
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「服装・身なり」カテゴリからランダム5
校則違反のラインが入った靴下
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
日焼けした肌を露出した軽装
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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