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体が妙に突き上げるような不可抗力でヒクリ、ヒクリ、そり返る。体じゅうしゃくりをする。伸子はそのたびに悲しげな、れな叫びを上げた。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:14% 作品を確認(青空文庫)
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しゃっくり
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前後の文章を含んだ引用
......したが声が出ない。また寝がえりをしなおそうとしたはずみに、百尺もあるところを墜落したように頭が痺れた。再び渾沌が来た。悪寒はやんだ代りに高い熱と痙攣けいれんが起った。  体が妙に突き上げるような不可抗力でヒクリ、ヒクリ、そり返る。体じゅうしゃくりをする。伸子はそのたびに悲しげな、れな叫びを上げた。彼女は何かにしっかり捉まりこの苦しい疲れる衝動を制したかった。しかし何処にも手応えがない。頭の裡も外もフラッシュライトに取り巻かれているように一面の光の渦巻だ。......
単語の意味
妙(みょう)
体(からだ)
叫ぶ・号ぶ(さけぶ)
・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
叫ぶ・号ぶ・・・1.何かを訴えるために、大きな声を出す。大声を発する。大声で言う。
2.世間に向かって強く主張する。強く訴える。
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