背の高い草の茎が両側から道の方にしな垂れかかり、狭い道をより先細りさせる
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山道・峠道
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単語の意味
背(せ)
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山道・峠道の表現・描写・類語(道・道路のカテゴリ)の一覧 ランダム5
中腹に帯のようにひろがった道
円地 文子 / 妖 amazon
吊橋を渡ったところから径は杉林のなかへ入ってゆく。杉の梢 が日を遮 り、この径にはいつも冷たい湿っぽさがあった。ゴチック建築のなかを辿 ってゆくときのような、犇 ひしと迫って来る静寂と孤独とが感じられた。
梶井基次郎 / 筧の話
山の裾を切り取るようにして、路が細い帯のように捲く
佐多 稲子 / 素足の娘 amazon
峠が突き挙げた拳固のように肩を張って構えている
伊集院 静 / 三年坂 amazon
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「道・道路」カテゴリからランダム5
(雪の斜面は)滑石を塗ったように気味悪く光っていた。
梶井基次郎 / 雪後
カーブを曲がるたびに揺れ、遠心力がかかって身体があっちやこっちに投げ出される車に、酔ってしまった。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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