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川ぞいの窓から 薄陽 が差し込んで、そのおぼろな光がひそやかに店の底で 澱んでいる。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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朝日・朝の光
室内に差し込む光
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前後の文章を含んだ引用
......リバーに向かって歩きだした。「俺が珈琲をいれたげる。うちの店においでよ。誰もおれへん。マスターも十時過ぎにならんとけえへんから」 鍵をあけてリバーの中に入ると、川ぞいの窓から薄陽が差し込んで、そのおぼろな光がひそやかに店の底で澱んでいる。 邦彦がガスに火をつけて、珈琲沸かしに水を入れ、珈琲豆の分量を計っているあいだ、さとみは窓ぎわの椅子に坐って途切れ途切れに鼻歌を歌った。そうしながら、何か物思い......
単語の意味
朧(おぼろ)
薄日・薄陽(うすび)
朧・・・ボーっとしてはっきりしない。不確かなさま。
薄日・薄陽・・・薄曇りの日、雲を通してさす弱い日の光。弱い日差し。薄ら日。
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朝日・朝の光の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
朝日を受けて天頂の相輪(そうりん)の金具のひとつひとつにきらめき渡り、後光のようにまばゆい光を投げかけている
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 amazon
朝陽がビルの屋根を黄色く輝かせていた。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
朝陽が無数の小石の陰影を際立たせる。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
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室内に差し込む光の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
朝日の光は、会堂の中をパツと明るく照らした。赤く焼けたような光だった。
上林 暁 / 聖ヨハネ病院にて amazon
窓から流れこむ斜光線の明るい小川
開高 健 / 裸の王様「パニック・裸の王様 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
薄紫色の陰に沈んだ瓦屋根
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
朝日を受けて天頂の相輪(そうりん)の金具のひとつひとつにきらめき渡り、後光のようにまばゆい光を投げかけている
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 amazon
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一人で教室に戻ると、西陽が白い埃を浮かせながら誰もいない机や椅子の上に流れ落ちている。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
濁った雲のなかに白い太陽が光り
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
午後四時をまだ過ぎたばかりなのに大部屋の中はうす暗く、ミツは窓から洩れる僅かな微光を探しながら本の頁をめくった。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
「室内のようす」カテゴリからランダム5
天井の明かり取りから落ちてくる、淡い木漏れ日のような琥珀色の光
森 瑤子 / 傷 amazon
この人は住居に愛がない《…略…》箱のようにしか思ってない
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
少しカントリーがかったかわいい部屋
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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