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木々の若芽のくさむらが、垂れた房々をもたげてほのかに揮発性のにおいを発散する。
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:77% 作品を確認(青空文庫)
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花、植物のにおい 自然のにおい
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前後の文章を含んだ引用
......の書斎から出た二人は、また武蔵野の初夏近い午後をぶらぶら歩き出した。一度日が陰って暗澹あんたんとしたあたりの景色になったが、それを最後に空は全体として明るくなって来た。木々の若芽のくさむらが、垂れた房々をもたげてほのかに揮発性のにおいを発散する。山中の小さい峠の下り坂のようになって来た小径こみちは、赤土に湿りを帯びていて、かの女の履きもののかかとを、程よい粘度で一足一足に吸い込んだ。  規矩男はまだシェストフについ......
単語の意味
揮発(きはつ)
揮発性(きはつせい)
草叢・叢(くさむら)
揮発・・・常温で液体が気体になること。
揮発性・・・常温で液体が気体になる性質。
草叢・叢・・・草が群がり、生い茂った所。
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木の葉がしゃらしゃら擦れる音。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
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