繭(まゆ)をつくり始める前の蚕のように、顔も手も皮膚が透きとおるように青白い
日野 啓三 / 抱擁 作品を確認(amazon)
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肌の色(白黒以外)
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単語の意味
蚕(かいこ)
蚕・・・カイコガの幼虫。普通、4回脱皮した後、白くて俵型の繭(まゆ)を作る。繭は絹糸の原料になるため、古くから養蚕(ようさん[=蚕を飼うこと])されてきた。野生では生活できず「飼い子」が名前の由来とされる。
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肌の色の表現・描写・類語(白黒以外)(肌の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
繭(まゆ)をつくり始める前の蚕のように、顔も手も皮膚が透きとおるように青白い
日野 啓三 / 抱擁 amazon
(青白く冴えた肌は)よく云えば垢抜けがしているが悪く云えば病的
谷崎潤一郎 / 春琴抄 amazon
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(老妓の腕の皮膚は)羊皮紙のような神秘な白い色
岡本 かの子 / 老妓抄 amazon
餅のようにしんなりした肌
林 芙美子 / 河沙魚「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
白い陶器に薄紅を刷いたような皮膚
川端康成 / 雪国 amazon
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