ホテルの部屋で異国語のTVを見ながら突如気が狂うほどさみしくなる
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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とてもさびしい
孤独・一人ぼっち
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前後の文章を含んだ引用
......真由がいなくなって、旅行に出ることに決めて、出てみた。一人だとつまんない。ずっと、心のどこかで君と行くことを想定していた。ものを盗まれたり、人に冷たくされたり、ホテルの部屋で異国語のTVを見ながら突如気が狂うほどさみしくなる度に、君しか思い浮かべられなかった。それが俺の旅を続けることのできる最後の秘密だった。だんだんそのことがはっきりしてきた。いつか帰って、君に会おう。そう思うと次......
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荒寥と腕を拱(こまね)いて黒い風のように心身を吹きぬける孤独に耐えた。
円地 文子 / 女坂 amazon
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