武蔵野の寒い風の盛んに吹く日で裏の古樹には潮の鳴るような音が凄じく聞えた。
田山 花袋 / 蒲団 作品を確認(amazon)
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草木のざわめき
風
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単語の意味
盛ん・壮ん(さかん)
盛ん・壮ん・・・1.元気で勢いがあるさま。
2.何かが積極的に行われるさま。何かが続けざまに行われるさま。
2.何かが積極的に行われるさま。何かが続けざまに行われるさま。
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草木のざわめきの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
曲りくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけ
芥川龍之介 / 杜子春
藻や太藺 が風の狼藉の跡に踏みしだかれていた。
岡本かの子 / 金魚撩乱
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風の表現・描写・類語(風のカテゴリ)の一覧 ランダム5
風がどうと鳴り
宮沢賢治 / 風の又三郎
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「音の響き」カテゴリからランダム5
その葉がチラチラ光ってゆすれ互いにぶっつかり合って微妙な音をたてるのでした。
宮沢賢治 / ひかりの素足
声と拍手の音がいりまじり、壁や天井にはねかえって、地をゆするようなワァーンという響きがとりつつむ
三田 誠広 / 僕って何 amazon
胸の中をふきぬけるような風の音
梅崎 春生 / 桜島 amazon
「植物」カテゴリからランダム5
幹の中途からいきなり八方へ炸裂したように、苛立たしさ剥き出しの枝
古井 由吉 / 弟「古井由吉自撰作品 2 水/櫛の火 (古井由吉自撰作品【全8巻】)」に収録 amazon
「風」カテゴリからランダム5
果実のようなふくらみを持った風
村上春樹 / めくらやなぎと眠る女 amazon
厚い外套に頰をうずめ、木枯しの吹く表通りに出る。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
珍しく風のない静かな晩だった。そんな夜は火事もなかった。
梶井基次郎 / 冬の日
吹き始めた暴風は一秒ごとに募るばかり
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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