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(二人の口論を)行司 気取りで見物していた
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
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見て見ぬ振り・知らんぷり
野次馬
痴話げんか・口論・言い争い
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前後の文章を含んだ引用
......したというような事でもありますか」あるなら云って見ろと云う権幕 で主人は反 り返る。「まあ、そんな見当 でしょうね」今度は主人の鉄砲が少しも功を奏しない。今まで面白気 に行司 気取りで見物していた迷亭も鼻子の一言 に好奇心を挑撥 されたものと見えて、煙管 を置いて前へ乗り出す。「寒月が御嬢さんに付 け文 でもしたんですか、こりゃ愉快だ、新年になって逸話がまた一つ殖 ......
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見て見ぬ振り・知らんぷりの表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
自分の身を焼かれる心配のない火事場見物の一人として見ていた
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
(しらばっくれる)「どうしました?」 武内が笑いかけるように訊いてくる。そのごく日常的な言い方に、雪見は怒りを直接ぶつけていいものかどうか、 躊躇 してしまった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
夜の路地を、無関心を装った男や女が何人か通り抜けていった。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
学生スタッフが地を這って映画のセンスをつかみとろうとしている様子を、このひとは海岸道路を駆け抜けるオープンカーの助手席から見ている。
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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野次馬の表現・描写・類語(人間関係・地位のカテゴリ)の一覧 ランダム5
好奇心から立止まってそれを眺めたりしている
岡本かの子 / 巴里祭
潮のような見物が渦を巻く
菊池 寛 / 藤十郎の恋 amazon
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痴話げんか・口論・言い争いの表現・描写・類語(不満を伝えるのカテゴリ)の一覧 ランダム5
僕がその婚約者をあまり気に入っていないことは妹の方でもはっきりと察知していたし、そんな僕に対して彼女は苛立っているように見えた。 「あなたは物の見方が狭すぎるのよ」と妹は僕に言った。そのとき我々はスパゲティーについて話していたのだ。彼女はつまり僕のスパゲティーに対する物の見方が狭すぎると指摘したわけだ。 しかしもちろん、妹は何もスパゲティーだけを問題にしていたわけではない。スパゲティーの少し先の方には彼女の婚約者がいて、彼女はどちらかといえばそちらの方を問題にしていたのだ。いわばそれは代理戦争のようなものだった。
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
石投げのようなけんか腰の討論が続く
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon
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「不満を伝える」カテゴリからランダム5
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そのうちの一人がリーダー格だと久遠は判断する。口調といい、恰好といい、彼が他の仲間たちよりも立場が上であるのは間違いがない。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
有島武郎 / 或る女
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自分の周囲に見えない垣根を張り巡らす
落合 恵子 / 夏草の女たち amazon
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