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高い処から出る弱々しい声が、部屋の隅々に、ゆるやかな余韻を作った。
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:11% 作品を確認(青空文庫)
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小声(細い・弱い・静か) 余韻・残響
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前後の文章を含んだ引用
......らわして、何となく現実世界から離れた、遠い処に来ているような感じがした。  その時に若林博士は、その細長い右手をあげて、部屋の中をグルリと指さしまわした。同時に、高い処から出る弱々しい声が、部屋の隅々に、ゆるやかな余韻を作った。 「この部屋は元来、この精神病科教室の図書室と、標本室とを兼ねたものでしたが、その図書や標本と申しますのは、いずれもこの精神病科の前々主任教授をつとめていられま......
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余韻・余韵(よいん)
余韻・余韵・・・1.余(あま)った韻(いん[=似たような響き])。余った音。鐘をついた後などにある、音が鳴り終わった後にも残っている響き。「韻」と「韵」はどちらも訓読みで「ひび(き)」と読め、「音」を意味する字。「余音」とも書く。余響(よきょう)。
2.1が転じて、事が終わったあとも残る風情や味わい。また、詩文などで言葉で直接あらわされていない趣(おもむき)。余情(よじょう)。
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金属的な冷たい残響を耳の奥底に曳(ひ)く
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糸のような細い声
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講義をきく教室のような静謐な場所
円地 文子 / 朱(あけ)を奪うもの amazon
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