川の水が鈍色(にびいろ)に澱んで見える
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川
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単語の意味
鈍色(にびいろ・にぶいろ)
鈍色・・・染め色の名前。昔、喪服に使った濃い灰色。薄墨色。
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川の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
眼にうつる流れが海のように青々と深みをまして迫ってくる
水上 勉 / 越前竹人形 (1980年) amazon
「ありゃ、あいづ川だぞ。」 「春日明神 さんの帯のようだな。」三郎が言いました。
宮沢賢治 / 風の又三郎
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
谷底の激しい水音は川上の執拗な増水の名残をとどめて荒れ狂ったもの
大江健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
(川べりの恋人の部屋に泊まる)いつも川音を聞いていた。先に先に流れて行くんだよ、と言っているみたいに聞こえた。大きく、揺るぎなく聞こえて、この恋に対していつも不安だった私を安心させる子守歌だった。
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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