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「あれは京友禅の美しさどすな。寒中水洗いすればその色がよけいに鮮やかになるように、洗練というか練磨というか、正しくそこから生れ出た絵どすな」
「それに京菓子のとろりとした味もおっせ。細工がこまやかで優美で、見てても飽きまへんな」
宮尾 登美子 / 序の舞 作品を確認(amazon)
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京菓子(工芸菓子・細工菓子)
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単語の意味
友禅(ゆうぜん)
寒中(かんちゅう)
優美(ゆうび)
洗練・洗煉・洗錬(せんれん)
友禅・・・布に模様を染める技法のひとつ。草木・山水・花鳥などの模様を鮮やかに染め出したもの。また、友禅染(ゆうぜんぞめ)の略。
寒中・・・小寒のはじめから大寒が終わるまでの間。冬の寒さが厳しい期間。寒の内。
優美・・・上品で、控えめな美しさを持っているさま。美しさの中にも落ち着きがあり、好ましい感じを与えるさま。
洗練・洗煉・洗錬・・・物を洗ったり練(ね)ったりして仕上げるように、文章や人格などを美しく磨かき整えること。磨き上げて、全体として無駄のない出来ばえに仕上げること。垢抜けたものにすること。
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