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全体に左に歪んだ顔は、中心を逸れた小さな顎の先端で、頼りなげに結ばれている。
平野啓一郎「ある男」に収録 ページ位置:61% 作品を確認(amazon)
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顔立ち
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前後の文章を含んだ引用
......どう見ても四十代後半か、五十代の風貌だった。 瘦せていて、白髪交じりの坊主頭は、上から何かで押さえつけられたように平らに潰れている。薄い上瞼が重たく垂れていて、全体に左に歪んだ顔は、中心を逸れた小さな顎の先端で、頼りなげに結ばれている。城戸は、その細い、ツンと突き出した鼻っ柱に目を遣った。とても元プロボクサーで、「殴られすぎて、バカになった」というほど、パンチを受けてきた顔には見えなかった。「......
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顎・頤・腭(あご)
顎・頤・腭・・・1.口の上下の、歯の生えている部分で、話したり物を噛んだりするのに役立つ器官。
2.下あご。頤(おとがい)。
3. 釣り針の先に逆向きにつけた返しのこと。釣り針のかかり。鐖・逆鉤・逆鈎(あぐ)。
4.機械や道具などで、物をつかんだり引っ張ったりする開閉部分。
5.食事。食料。まかない。食費。
6.口をきくこと。物言い。おしゃべり。
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彼の顔は縦よりも横に広い茶釜みたいな形
中山 義秀 / 碑「厚物咲・碑―他六篇 (1956年) (角川文庫)」に収録 amazon
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