TOP > 感覚表現 > 音の響き > 騒がしい・ざわめき

TOP > 風景表現 > 室内のようす > 店内の雰囲気


カテゴリ検索 単語の意味
狭い店は客で溢れんばかりだったし、誰も彼もが同じように大声でどなりあっていたからだ。それはまるで沈没寸前の客船といった光景だった。
村上 春樹 / 風の歌を聴け ページ位置:6% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
騒がしい・ざわめき 店内の雰囲気
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......し何れにせよ、大声を出してしまうと鼠はいつものように満足した面持でビールを美味そうに飲んだ。 もっとも、まわりには鼠の大声を気にするものなど誰ひとりいなかった。狭い店は客で溢れんばかりだったし、誰も彼もが同じように大声でどなりあっていたからだ。それはまるで沈没寸前の客船といった光景だった。「ダニさ。」鼠はそう言っておぞましそうに首を振った。「奴らになんて何もできやしない。金持ち面をしてる奴らを見るとね、虫酸が走る。」 僕は薄いビール・グラスの縁に......
単語の意味
沈没(ちんぼつ)
光景(こうけい)
大声(おおごえ・たいせい)
沈没・・・1.遊びに熱中しすぎて、仕事や学校や用事などを忘れてしまうこと。歓楽街へ入り浸ること。
2.船などが浮力を失なって海中へ沈むこと。
3.酒に酔いつぶれること。
光景・・・1.目に前に広がる景色。そこに見える景色や物事のありさま。景色。様子。
2.日の光。
大声・・・1.(「おおごえ」「たいせい」と読んで)大きな声。 ⇔ 小声(こごえ)。
2.(たいせいと読んで)高尚な音楽。上品な音律。
3.(たいせいと読んで)偉大な道理を含んだ言葉。
ここに意味を表示
騒がしい・ざわめきの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(汽車の乗客の)喧しさは、屠所であばれる豚みたいだ。声まで豚にそっくりだ。
小島 信夫 / 汽車の中「新潮日本文学 54 小島信夫集 小島信夫集 抱擁家族 アメリカン・スクール 吃音学院 他」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
店内の雰囲気の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
庭ごしらえが城のように豪華の料理屋
室生 犀星 / 舌を噛み切った女 (1957年) amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
「室内のようす」カテゴリからランダム5
西日が入ってくる時刻の、こういうオレンジの窓ガラスの感じ
吉本 ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
目に映る全ての影が、乾いた光の黄に照らされて淡く映っていた。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
(社長室)木目の際立つ豪華な観音扉
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
室内のようす の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分