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切ないほどの緊張に何もかも忘れる
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忘れる・思い出せない・曖昧な記憶
緊張による体の反応、リアクション
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単語の意味
切ない(せつない)
切ない・・・悲しさや寂しさや恋しさで、胸がしめつけられる気持ちのこと。やりきれない思い。やるせない思い。
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忘れる・思い出せない・曖昧な記憶の表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
私は出来るだけ過去に類似の情況を探してみたが、無駄であった。それは記憶の外側の、紙一重のところまで来ていながら、不明の原因によって、中に入り得ないようであった
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
砂が両手からこぼれ落ちていくかのように、記憶が少しずつ失われる
小池 真理子 / やさしい夜の殺意 amazon
古びてしまった錦絵のように、淡くくすんだ艶の失せた遠い記憶
石川 達三 / 花のない季節 amazon
(消え入りそうな記憶)もう随分と崩れやすくなってしまっている彼女の記憶
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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緊張による体の反応、リアクションの表現・描写(緊張のカテゴリ)の一覧 ランダム5
銀色のドアノブが、私の手汗で白くにじんだ。
朝井 リョウ / 破りたかったもののすべて「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「記憶」カテゴリからランダム5
「些細な」思い出が、まるで成長してあらわれた隠し児のように、私の眼前に異常に大きなものに育ってよみがえった。
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
列車が揺れるたびに、女のゴム長についた鱗は鋭く光った。何の脈絡もなく、千代はその無数の光から、何年か前に別れた我が子の 項 の細さを思い出し、はっとして坐り直した。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
私の一生の 中 でも記録的体験なのに
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
古い記憶が、障子に映って消える小鳥の影のように、心の窓を掠めて消えて行く
小沼 丹 / 小さな手袋 amazon
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