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沛然はいぜんとした雨が終日つづく。この雨があがれば、いよいよ冬の季節にはいるのであろう。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:96% 作品を確認(青空文庫)
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大雨・土砂降り・豪雨 初冬・冬の始まり
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......という感想集三冊を八十銭で求める。獄中記はもうぼろぼろなり。  富田さん、麻布あざぶのえち十と云う寄席へ行かないかとみんなを誘うけれど、私は雨なので断って早く家に帰る。沛然はいぜんとした雨が終日つづく。この雨があがれば、いよいよ冬の季節にはいるのであろう。足袋を洗い、火鉢にかざしてあぶる。義父も母も雨音をきいてつくねんとしている。
左右いずれとも決しがたき宿命 悲劇は只の笑い話なり 御返事を待つまでもなく 只今は響々の雨
......
単語の意味
沛然・霈然(はいぜん)
終日(しゅうじつ・ひねもす・ひめもす・ひすがら・ひもすがら)
沛然・霈然・・・雨が激しく降るさま。「然」は他の語の後ろに付いて、状態をあらわす字。
終日・・・一日中。朝から晩まで。まる一日。
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